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疲れたときにおすすめなのはどっち?ニンニクとすっぽんを徹底比較!

疲れたときにおすすめなのはニンニク?すっぽん?

疲れがたまると身体的・精神的に辛いことに加え、作業効率も悪くなってしまいます。最近なんだか疲れが取れないという人は、疲労回復に効果的な栄養を摂ることがおすすめです。

すっぽんとニンニクは、どちらも疲労回復に効果的な食材として有名です。この2つの食材は、いったいどちらが疲労回復により効果的なのでしょうか。すっぽんとニンニクの疲労回復効果を比較してみましょう。

すっぽんとニンニクの疲労回復効果はどう違うの?

すっぽんの疲労回復効果

古くから滋養強壮に効果的な食材として知られてきたすっぽん。そんなすっぽんには、疲労回復に効果的な成分が豊富に含まれています。

すっぽんに含まれる疲労回復成分<ビタミンB群>

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すっぽんには、ビタミンB群が豊富に含まれています。すっぽんに含まれるビタミンB群の中でも含有量が多いのがナイアシンです。そして、これに続いて多いのが、ビタミンB1、ビタミンB2です。そのほか、すっぽんにはパントテン酸やビタミンB6なども含まれています。

これらのビタミンB群は、エネルギーやたんぱく質などの代謝に深い関わりを持っています。中でも、ナイアシンやビタミンB1、B2は糖質や脂質を使ったエネルギー代謝に欠かせない成分です。こういったビタミンB群が不足すると、食事から摂った栄養をうまくエネルギーに変えることができなくなり、疲れやすくなってしまいます。

なんだか疲れやすい、休んだはずなのに疲れが取れないという場合は、ビタミンB群が不足することでエネルギー不足になっているのかもしれません。疲れを取りたいときや、エネルギーをしっかりと充填しておきたいときは、ビタミンB群を摂ってエネルギーの代謝をサポートしましょう。

すっぽんに含まれる疲労回復成分<アミノ酸>

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すっぽんに含まれる疲労回復成分は、ビタミンB群だけではありません。すっぽんには、アミノ酸が豊富に含まれています。このアミノ酸も、疲労回復に効果的な成分です。
すっぽんに含まれるアミノ酸の中で、疲労回復作用をもっている主な成分は、以下のようなものです。

・BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)
・アルギニン・グルタミン酸
・グリシン
・ヒスチジン

これらのアミノ酸は、それぞれ違ったアプローチで疲労回復をサポートしてくれます。

■BCAA

BCAAは、バリン・ロイシン・イソロイシンを一括りにした総称で、筋肉を構成するアミノ酸の一つです。運動時には筋肉を分解してこのBCAAをエネルギーの一部として使用します。しかし、運動前にBCAAを摂ると、血液中のBCAA濃度が高くなります。すると、筋肉にあるものよりも先に血液中にあるBCAAをエネルギーとして使用するため、運動時に起こる筋肉の分解を防ぐことができます。

また、BCAAには筋肉の修復や増強をサポートする働きがあるため、BCAAを摂ることで筋肉の疲労をよりスムーズに回復させることができます。

■アルギニン・グルタミン酸

運動などを行うと、体内に疲労物質「アンモニア」が増加します。アンモニアは、細胞内に入り込みエネルギーの生産を阻害するため、アンモニアが増加すると疲労感を感じるようになります。
すっぽんには、そんな疲労物質アンモニアを無毒化する働きをもったアミノ酸が含まれています
それが、「アルギニン」と「グルタミン酸」です。

グルタミン酸は、アンモニアと関わりグルタミンを合成することで、アンモニアを無毒化します。また、アルギニンは、アンモニアを無毒化する働きのほか、エネルギー生産を行うクエン酸回路をサポートする働きをもっています。研究によると、アルギニンとグルタミン酸を一緒に摂ることで、運動によって増加した血中アンモニア濃度を抑制することができたという結果も出ています。

■ヒスチジン

集中して仕事や勉強をすると、脳が疲れてうまく働かなくなってきます。ヒスチジンには、こういった脳疲労による集中力の鈍化や疲労感にアプローチする働きがあると言われています。

あるメーカーの研究によると、疲労感を感じる人にヒスチジンを毎朝2週間飲んでもらうことで、疲労感が軽減したという結果が出ています。また、疲労感が軽減することに加え、頭の冴えや注意力をサポートし、作業効率をアップさせることができたという結果も出ています。

■グリシン・トリプトファン

しっかり眠れないと、なかなか疲れが取れませんよね。睡眠は疲労回復に欠かせないものです。すっぽんに含まれる「グリシン」や「トリプトファン」は、そんな睡眠をサポートする働きをもつアミノ酸です。

眠りにつくとき、人間の体は中心部の体温を下げ脈拍を穏やかにして、眠りにつく準備をしていきます。この眠りへの準備を行うホルモンが、「メラトニン」です。メラトニンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が脳内で変換されてできます。すっぽんに含まれるトリプトファンは、このセロトニンを作る材料になる成分です。トリプトファンをしっかりと補うことで、セロトニン量を増やしメラトニンの生成をサポートすることができます。

また、グリシンは体内の深部体温を下げてスムーズに眠りに導く働きをもっています。グリシンを摂ると、寝つきが良くなるだけでなく、深い眠りにつきやすくなるため脳や体の疲労回復につながります。

このように、すっぽんには

・筋肉の疲労回復サポート
・疲労物質の無毒化
・脳疲労の回復サポート
・睡眠による疲労回復サポート

というさまざまなアプローチで疲労回復をサポートするアミノ酸が豊富に含まれています。
すっぽんは、こういった疲労回復作用があるアミノ酸とビタミンB群を併せて摂ることができる、疲れた体の強い味方なのです。

ニンニクの疲労回復効果

ニンニクの疲労回復成分<アリシン・ビタミンB1>

ここまではすっぽんの疲労回復効果について見てきましたが、ここからはニンニクの疲労回復効果について詳しく見てみましょう。

ニンニクに含まれる成分の中で、疲労回復に効果的な成分として注目したいのが「アリシン」と「ビタミンB1」です。

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ニンニクはその香ばしい香りも特徴の一つで、料理にも香りづけのスパイスとしてよく用いられています。
ニンニクのあの香りをもたらすのが、アリシンという成分です。アリシンはニンニクだけでなくネギなどにも多く含まれているイオウ化合物の一種で、強い香りをもつことが特徴です。

アリシンは、もともとアリインという無臭の成分としてニンニク内に存在し、切ったり潰したりすりおろしたりすることで、アリインが分解されてアリシンが作られます。
実は、このアリシンという成分は、疲労回復効果があるビタミンB1と相性が良い成分なのです。

アリシンはビタミンB1の吸収を高める

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ニンニクに含まれているビタミンB1は、糖質の代謝をサポートする働きを持っている成分です。ビタミンB1をしっかりと摂っておくことで、糖質をスムーズにエネルギーに変えることができます。
しかし、このビタミンB1は、一度に多く摂取しても、その時使われなかった分は数時間で尿として排出されてしまう性質があります。体内にためておくことができないため、一度に多く摂るよりも、一日に複数回に分けて摂取することが推奨されています。

アリシンは、ビタミンB1と結びつくことで血液中に長くビタミンB1を留め、その働きを長く保ちます。さらに、ビタミンB1の吸収を高める働きを持っているため、相乗効果でビタミンB1がもつ疲労回復効果をより効果的に引き出すことができるのです。

また、分量としてはあまり多くはありませんが、ニンニクにはアルギニンやBCAAといった疲労回復に効果的なアミノ酸も含まれています。

ニンニクは、ビタミンB1やアリシン、アミノ酸など疲労回復をサポートする成分を一度に摂ることができる疲労回復に効果的な食材なのです。

徹底比較!疲れたときにいいのはすっぽんとニンニクどっち?

すっぽんとニンニクそれぞれの疲労回復効果を詳しく見てきたので、今度はすっぽんとニンニクの効果を比較していきましょう。

<すっぽんとニンニクの疲労回復に効果的な成分>

・すっぽん...ビタミンB群(ナイアシン、ビタミンB1、B2)、アミノ酸(アルギニン、BCAAなど)
・ニンニク...ビタミンB1、アリシン

すっぽんには、エネルギー代謝をサポートするビタミンB群が3種類含まれています。さらに、疲労回復に効果的なアルギニンやBCAAなどのアミノ酸も豊富に含まれています。

これに対し、ニンニクのビタミンB1含有量は多くはありませんが、ビタミンB1の吸収を高めその効果を長く持続させるアリシンを含んでいるのが特徴です。

すっぽんが、ビタミンB群やアミノ酸でエネルギーの生成や疲労物質にダイレクトに働きかけるのに対し、ニンニクはビタミンB1の力をより引き出すサポートの役割が大きいといえるでしょう。ニンニクはもともと薬味として使われることが多いため、豚肉などビタミンB1を豊富に含む食材と一緒に摂るのがおすすめです。

すっぽんとニンニク、どちらも疲労回復効果がある魅力的な食材です。
そんな2つの食材の疲労回復成分やその効果を比較した結果、

・食材単体で疲労回復効果を期待するならすっぽん
・ほかの食材の疲労回復効果をさらに引き出したいならニンニクが適している

ということがわかりました。

サプリで摂るのもおすすめ

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疲労回復に効果的なすっぽんとニンニクですが、どちらも毎日食べるのはなかなか難しい食材です。

ニンニクは特有の香りが強いため、食べた後のにおいが気になるという人も多いでしょう。そのため、なかなか一度に大量に食べることはできません。食事として一度にたくさん摂りたいのであれば、すっぽんがおすすめです。ただ、すっぽんも日常であまり口にする機会がない食材です。すっぽんやニンニクの成分を毎日続けて摂取するなら、サプリで摂るという方法もおすすめです。

サプリの中には、すっぽんとニンニクの2種類を含んだものもあります。ビタミンB1を豊富に含むすっぽんは、ビタミンB1の働きをサポートするアリシンを含んだニンニクと、実は好相性です。
食材としては毎日摂ることが難しいすっぽんとニンニクでも、サプリなら気軽に毎日続けていくことができますよ。

すっぽんとニンニクで元気な毎日を!

すっぽんとニンニクは、どちらも疲労回復に効果的な食材です。ただし、どちらも毎日たくさん摂り続けることは難しい食材なので、サプリで摂取するのもおすすめです。

ビタミンB1を多く含むすっぽんは、ビタミンB1の働きをより効果的に引き出すニンニクと好相性の食材です。
すっぽんとニンニク両方を含んだサプリなら、互いの疲労回復効果をより効果的に引き出すことができるので、疲れた体の強い味方になってくれるでしょう。

疲労回復に効果的なすっぽんとニンニクを、気軽に毎日に取り入れて、元気な体をめざしましょう!

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