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すっぽんは臭いが気になるって本当?

すっぽんは臭いって本当?

アミノ酸やビタミン、コラーゲン、ミネラルなどさまざまな栄養を豊富に含むすっぽんは、美容や健康に良い食材として昔から人々に親しまれてきた食材です。その肉は、あっさりとしていて淡白な鶏肉のようで、甲羅の周りなどの皮の部分はプルプルで美味しいと人気です。すっぽんは現在、その味と豊富な栄養価から、高級料理として珍重されています。しかし、中にはすっぽんが苦手という人がいるのも事実です。

すっぽんは亀の一種ですので、爬虫類が苦手な人や亀が嫌いな人には敬遠されがちです。また、その見た目のグロテスクさから口にすることができないと言う人もいます。また、食べたことがないけれど、すっぽんは臭いと聞くから手が伸びないという人もいるようです。では、すっぽんは本当に臭いのでしょうか。

養殖ものなら臭いが気にならない?

川魚は独特の生臭さを持っていますよね。すっぽんも、もともと川で生活している動物です。そのため、すっぽんも川魚のような独特の生臭さ・泥臭さをもっています。この臭いは水質や餌、砂利などが原因でつくと言われています。自然の中で育ったすっぽんや、天然と同じような環境で育てたすっぽんは、独特の臭いが気になるものが多いようです。しかし、すっぽんの飼育環境にこだわり、臭いをできるだけ抑えられるよう努力している養殖場もあります。こういった養殖場で育ったすっぽんは、臭いが気にならないそうです。

もし、すっぽんの臭いが苦手で食べないようにしているなら、臭いへの対策をしっかりと行っている養殖場で育てられたすっぽんを選ぶといいでしょう。

下処理や調理法で臭いは気にならなくなる!

江戸時代、関東ですっぽんが食べられるようになった当初は、その生臭さからあまり人気がなかったといいます。しかし、徐々に人気を得て、いまや高級料理として珍重されるようになりました。これは、すっぽんを食べ始めた当初は、すっぽんの臭いを抑える調理法が開発されていなかったからではないでしょうか。

実は、すっぽんの臭いを抑えるためには下処理が必要です。

◆泥吐き飼育
すっぽんを手に入れたら、まずは1週間程度流水に入れて泥を吐き出させます。天然物のすっぽんは、この泥吐きをしっかりと行わないと泥臭さが強くて食べられないと言います。

◆血抜き
すっぽんをさばくときは、まず首から主な血液を出しておきます。そのあと、身をさばいたら冷水につけ血抜きをします。こうすることで、血液による生臭さを抑えることができるのです。すっぽんの血液はすぐに固まってしまうため、生き血を飲みたい場合はお酒を入れたボールに血液を出すようにしましょう。

◆薄皮をむく
すっぽんの甲羅や足などの表面には、薄皮がついています。この薄皮と肉の間に臭みがあると言われているので、すっぽんをさばくときは薄皮を剥いでよく洗っておきましょう。すっぽんの肉を80度程度のお湯にさっとくぐらせるか、お湯をかけると薄皮をむきやすくなりますよ。薄皮は、臭いのもとになるだけでなく食べたときに口の中に残るので、きれいに取るようにするのがおすすめです。

◆尿袋を破らない
甲羅を剥ぐと、両足の間に尿袋があります。これを破ってしまうととても臭くなってしまうため、破らないよう気をつけて取り除きます。もし破いてしまった場合は、大量のきれいな水で洗うようにしましょう。

こういった下処理を済ませ、さらにねぎや生姜などの薬味やお酒で臭みを抑えることで、すっぽんの臭いはほとんど気にならなくなります。すっぽんの臭いが苦手な人や初めてすっぽんを食べる人は、下処理や調理を丁寧に行ってくれる専門店などを選ぶと良いでしょう。

しっかり調理したすっぽんは美味しくて栄養豊富!

すっぽんは、もともと生臭さや泥臭さを持った生物です。しかし、しっかりと下処理や臭みを抑える調理法を使用することで、臭いを気にせず美味しく食べることができます。また、「臭いは苦手だけどすっぽんの栄養は摂りたい!」という人には、すっぽんサプリがおすすめです。すっぽんのエキスや粉末は使用していますが、カプセルでぎゅっと閉じ込めているので臭いは全く気になりません。どこにでも携帯してさっと飲めるので、気軽にすっぽんの豊富な栄養を毎日摂ることができますよ。

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